概要
- 後進を指導する役割を担うプレイヤー
- 単に、仕事ができるプレイヤー的な位置づけのことも
- 給与上限のイメージは~700万円
- 経験年数のイメージは、5年目〜10年目
転職先検討の視点
マネージャーになれる可能性があるか
- マネージャーとリーダーの違いは、メンバーの評価・給与決定や予算策定といった部門運営に責任を負うか否か。
- マネージャーとリーダーは職責が全く異なるため、転職によって非マネージャーがマネージャーになるのは簡単ではない。
- そのため、マネージメント志向がある場合、昇進によってマネージャーになる必要が高い。
- 同年代にマネージャー候補がいる場合は、その人がいる限り自分が法務のマネージャーになるのは難しいため、メンバー構成や役割期待の面でマネージャーを狙えるのかは重要。
役割・期待の内容
- このステージの募集は、名ばかりリーダーのケースもあれば、実質的にはマネージャーというケースもあり、幅が大きいため、入社前に役割や期待についてすり合わせる必要が高い。
選考でどこ見られるか
- 選考において有利に働きやすいのは以下のポイント
- プレイヤーとしての実力
- 実力=即戦力としてすぐに実務をこなせると期待できること
- プレイヤーとしての実力を証明できるのは経歴・経験なので、それまでに良い経験を積めていないと厳しい。
- 「それをやれる人がほしい」「当社でもそれをやって欲しい」と転職先が思う経験が、良い経験。「がんばり」とは無関係なので要注意。過去の経験が、転職先でなぜ、どのように役に立つのかを自分なりに整理・分析してから選考に臨むこと。
- 教える力
- 後輩をスキルを引き上げられること
- 「教えられます」ではなく、「こう教えるとできるようになる」といった具体的な方法を語れると説得力がある。
- プレイヤーとしての実力
- 資格は、弁護士、弁理士以外はあまり響かない。プレイヤー層では一定の効果があったビジネス実務法務検定や法科大学院卒業などは、最低限の法的知識を保有していることを示す保険程度の位置づけ。
チャネルの選択
- エージェント、スカウト媒体、転職情報サイトの全てにおいて多くの求人があるため、選択肢は豊富。
- 実際の役割に大きな幅があるのがリーダーレイヤーの特色であるため、内情を裏から聞けるエージェントの活用は必須。
- エージェントによっては転職情報サイトを人力で回している程度の動きしかしてくれない人もいるので、転職先の内部情報をどれだけ持っているかを見極める必要がある。